ゼロウォールはケイテックが独自のノウハウで開発した吸音仕上げ材です。
吸音仕上げ材とは、高音質の音から話し声の残響音まで幅広く音を吸収し、音の乱反射を取り、音をクリアに聞き取りやすくする内装仕上げ材です。
15年前より映画館・スタジオ・各種展示会場など幅広く実績のある吸音材で、現在では工場・オフィス・学校・ホームシアターなど利用分野が多岐に広がっています。
ゼロウォールには簡易取り付けが可能なパネルタイプのゼロウォールPとレール施工タイプのゼロウォールRの2種類があります。
標準色8色のほか、別注色、イラストなど柄物のインクジェットプリントも可能です。 ゼロウォールRは国土交通大臣の不燃認定を取得しています。
仕様 | ゼロウォールP | ゼロウォールR |
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仕様 | 200mm×200mm~900mm×1800mm | (布地サイズ)最大W1900 |
グラスウール密度 | 80kg/㎥(T=25mm) | 32kg~80kg/㎥(T=25mm) |
裏面がマグネットの為、取り外しや部分交換も容易で、室内のレイアウト変更に応じた柔軟性のある施工が行えます。
ゼロウォールP(パネル)は、オフィスのスチールパーテーション面に特化した、脱着式ファブリック吸音パネルの内装仕上材です。
高性能クラスウールボードの表装を布地で化粧し、パネル裏面をマグネット式にすることで多彩なレイアウトに対応。
オフィスの会議室、商談ルーム、病院、音楽室、レストラン、学校など、さまざまなシーンでご活用いただけます。
映画館やスタジオで実証済のすぐれた吸音性能を持ち、壁に囲まれた部屋内部で残響音を吸収。
音の乱反射を防ぎ、開きたい音がクリアに聞き取れます。
ゼロウォールR(レール)は、映画館やスタジオなど、数多くの実績をあげている不燃吸音内装仕上材です。
特殊なレール(トラックレール)を使用し、グラスウールボードを布地で化粧することで吸音性はもちろん、意匠性にもすぐれております。
壁や天井などさまざまな用途で使用可能です。
昨今、プライバシーの問題や、より快適な空間作りの観点から、防音の対策は非常に重要です。
防音といっても大きく分けて遮音 吸音
と2つに分けられます。
発生した音を遮断し漏らさないようにすることが遮音です。
壁を立てたり開口部などの隙間をなるべく無くすことで音の漏れを防ぎます。
また、発生した音を吸収し音の反射を抑えることを吸音と言います。
ゼロウォールは吸音に特化し、さらに優れた意匠性をもたせた吸音内装仕上げ材です。
どんなに遮音をし、密閉しても音は壁面や天井面などに跳ね返り乱反射を起こします。
これでは音漏れの原因になってしまうのはもちろん、残響音が残り、
不快な空間となってしまいます。
ゼロウォールを設置することにより音エネルギーを吸収し軽減します。